中部地域の主要産業である自動車産業を取り巻く環境は、自動運転やEV等の電動化、カーシェアリング、インターネットとの接続など、加速度的に技術革新が進んでおり、ビジネスのあり方が大きく変わろうとしています。

 

また、国内外の市場の成熟化が進む今日において企業が生き残るためには、顧客の潜在的なニーズを捉えることで、商品・サービスの創出や新たな分野への進出を図ることが求められています。

 

本講座では、企業の商品開発を幅広く支援してきた専門家が講師となり、新商品開発に関して必要となる基礎的知識に加えて、グループワークを通じて、自社の強みを生かした商品コンセプトの検討・設定を行うプロセス手法について実践形式で学んでいただきます。

 

昨年度好評だった講座に、経産省・特許庁が2018年に発表した「『デザイン経営※』宣言」に関する考え方など、商品開発の視点をさらに充実させた内容となっております。商品開発における発想力、知的財産の活用をより充実・強化させたい方など、ご関心のある方はぜひご参加ください。

※デザインを「社会のニーズを利用者視点で見極め、新しい価値に結びつけて事業化する営みであり、イノベーションを実現する力」と捉え、有効活用する経営手法
日時 2019年 9月〜 2020年 1月 13:30〜17:30

【カリキュラム】

第1回 2019年9月10日(火)「消費者のニーズ探索から商品コンセプトの開発に係る基礎理論」
ミニ講座:知的財産の基礎知識
第2回 2019年10月8日(火)グループワークによる実践1「自社の強みの確認と消費者の未充足ニーズの見極め」
第3回 2019年11月12日(火)グループワークによる実践2「消費者の未充足ニーズを満たす商品アイデア考案」
第4回 2019年12月12日(木)グループワークによる実践3 「商品アイデアのブラッシュアップ」
第5回 2020年1月16日(木)グループワークによる実践4「商品コンセプトの確定」
ミニ講座:デザイン経営について
会場 名古屋ダイヤビルディング2号館5階 251会議室

(名古屋市中村区名駅3丁目16−22  名古屋駅桜通口から徒歩3分)

対象 異分野への進出、商品・サービスの創出を目指す企業等30名

※本講座は連続講座のため、原則として、全回参加できる方を対象とします。

講師:小山 由朗 氏(株式会社連由 代表取締役 / 東京農工大学 非常勤講師)

昭和59年山本光学(株)入社し、オートバイ用品の販売を担当。スクーターヘルメットの開発では大手メーカーとOEM契約を結び、生産販売するまでに成長させる。また、モトクロス用ゴーグルは世界チャンピオンにも使用された。 平成2年(株)ワコール入社。レオタード、水着の販売を担当。CW-XのMDとしてコンセプト作成から売り場の構築等全てにわたって携わる。ワコールの中で唯一メンズ(男性)からスタートして成功させた。ワコール人間科学研究所所属後、 CW-Xのチームマネージャーに就任。 平成18年(株)マーケティングコンセプトハウス入社。企業経験を基に実践コンサルタントとして、プロ向けから一般向けまでの商品開発を幅広く手掛ける。平成23年(株)連由を設立、代表取締役に就任。幅広く企業の商品開発を支援している。

主催 経済産業省中部経済産業局

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