近畿経済産業局主催

バイオマスセミナー in 大阪[都市バイオマス編] 都市バイオマスの有効活用から、新たな価値の創出へ!

近畿経済産業局では、地域におけるバイオマス資源を有効活用することで、循環型社会の形成ならびに地域活性化を目指す取組や事例等について紹介するセミナーを開催します。
 都市部で発生するバイオマスをエネルギーや高付加価値な材料等として有効活用することで、地域における経済活性化、雇用機会の創出、企業価値の創造、SDGsの達成などを目指す自治体や企業が見られます。
 本セミナーでは、都市部で発生するバイオマスをテーマに研究者や実践者による取組や今後の展望に関する紹介に加えて、講演者をパネリストに迎え、「都市バイオマスの有効活用から、新たな価値の創出」について、その可能性や課題について皆様と意見交換を行います。また、施設見学会も同日に開催します。
 自治体や企業のご担当者はじめ、ご関心のある方はぜひご参加ください。

申込はこちらからお願いします。(申込締切  平成31年2月8日(金)まで)

参加する

申込終了となりました。お申込みいただき、ありがとうございました

FAX申込される方は、左下チラシをクリックして印刷し、必要事項を記入し送信してください。

[日程]
2019年2月13日(水)
【見学会】 10:30~12:00  定員30名
【セミナー】 14:00~17:30  定員100名
[会場・地図]
セミナー:大阪国際交流センター

大阪市天王寺区上本町8-2-6

[会場へのアクセス・最寄り駅]
● 地下鉄「谷町九丁目」駅から徒歩8分、近鉄「大阪上本町」駅から徒歩6分
(大阪市平野下水処理場からは、電車・徒歩で50分ほどかかります)
施設見学会:大阪市平野下水処理場

大阪市平野区加美北2-6-69

[会場へのアクセス・最寄り駅]
● 地下鉄「南巽」駅から徒歩10分、JR「衣摺加美北」駅から徒歩15分

[主催] 近畿経済産業局

[後援] 大阪市

[チラシ]

フライヤー

[セミナー プログラム]

[基調講演]

「バイオマス有効活用の最新動向-多様化する取組、効果、価値-」

近藤昭彦氏(神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科長・教授)

[講演・事例紹介]

「バイオマスから生産するプロダクトのコストの考え方」

片倉啓雄氏(関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授) 

[企業・自治体による実践事例の紹介]

「バイオマス発電事業を継続・発展させるためのポイント」

中新田直生氏(株式会社市川環境エンジニアリング 取締役/イノベーション事業室 新事業開発・再生エネルギー担当)

「様々な廃棄物・バイオマスの処理が可能な縦型乾式メタン発酵施設」

町川和倫氏(株式会社富士クリーン 企画部 次長)

「楽しい体験から広がるリサイクル事業の新たなムーブメント」

岩元美智彦氏( 日本環境設計株式会社 取締役会長)

[意見交換会]

『都市バイオマスの有効活用から、新たな価値の創出へ!』

都市バイオマスの有効活用から新たな価値創出の実現に向けた可能性や課題について、講演者と皆様で意見交換を行います。

[出演者プロフィール]

■ 近藤昭彦氏( 神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科長 教授・工学博士 )
 京都大学大学院博士課程修了後、九州工業大学助教授等を経て2003年より現職。理化学研究所 環境資源科学研究センター 細胞生産研究チームリーダーを兼務。研究テーマはバイオマス資源からのバイオ燃料・化学原料・生分解性プラスチック生産、合成生物工学などで、現在、JST・先端的低炭素化技術開発 [ALCAプロジェクト]における革新技術領域・バイオテクノロジーのプロジェクトオフィサーを務めている。
■ 片倉啓雄氏( 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授・農学博士 )
 大阪大学大学院博士課程修了後、オリエンタル酵母(株)中央研究所、大阪大学助手、助教授等を経て、現職。専門は微生物工学、生物化学工学、技術者倫理で、文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「地域資源の高度利用を図るバイオリファイナリーの基盤形成とその実用化」にて代表研究者を務めた。
■ 中新田直生氏 (株式会社市川環境エンジニアリング 取締役/イノベーション事業室 新事業開発・再生エネルギー担当)
  千葉県市川市に本社を構える総合環境エンジニアリング企業。2008年より木質バイオマス発電所を、2006年より食品廃棄物から電気や都市ガスを供給するリサイクル工場をそれぞれ継続して稼働。バイオマスの入口から出口までの独自ネットワークを形成し、事業を軌道に乗せている。
■ 町川和倫氏 ( 株式会社富士クリーン 企画部 次長 )
 本社は香川県綾川町。一般廃棄物及び産業廃棄物の収集・運搬、処理、リサイクルを行う。NEDO事業として、省スペース化、様々な廃棄物・バイオマスの処理が可能な「縦型乾式メタン発酵施設」を2018年8月より本格稼働させ、地域に根ざしたバイオマスエネルギーシステムの構築を進めている。
■ 岩元美智彦氏 ( 日本環境設計株式会社 取締役会長 )
 本社は東京都千代田区。リサイクルインフラの構築・運営を行うベンチャーとして2007年に設立。大型SC、百貨店、洋品店などプロジェクトに参加する企業店舗を回収拠点として、消費者から回収した衣類等のバイオエタノールへの生成や再生ポリエステルをつくる「BRING」を展開。バイオエタノールを燃料として、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンを走行させるイベント等により、楽しいリサイクルを実現している。